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編集日 October 18, 2026

AIコース作成ツール10選【2026年】実際に使って比較

コース作成ソフトを開発する立場から、AIコース作成ツール10製品を、最も重要なAIの出力品質で検証しました。無料プラン、料金、注意点を正直にまとめています。

トラヴィス・クラップ
Travis Clapp
CEO兼創業者
重要なポイント

AIコース作成ツールは今や、アウトラインだけでなくコース全体を生成します。機能の数ではなく、そのまま研修で使える原案かどうかという出力品質で選びましょう。

  • AIネイティブ型のツールは、プロンプトや資料から最初のコースを丸ごと生成します。一方、コース販売型のプラットフォーム(Thinkific、Teachable、Kajabi)の多くは、アウトラインの案までで、中身は自分で書く必要があります。
  • ツールごとの差が出るのは、エディタの操作性、資料からコースへの変換精度、AI動画と音声の3点です。実際のユーザーから最も多く寄せられる質問とも一致します。
  • 「無料」の中身は大きく異なります。本当の無料プランがあるツールもありますが、多くは無料トライアルです。表示価格だけでなく、取引手数料、AI生成の上限、ホワイトラベルの提供プランを確認してください。
  • どのツールを選んでも、AIが出すのは素早い原案です。研修設計、事実確認、仕上げの調整は、受講者に届ける前にご自身で行う必要があります。
目的に合うAIコース作成ツールを探す

3つの質問に答えるだけで、このリストから最適なツールをご提案します。

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何を作りますか?
AIコースクリエイター

実際に売れる高品質のコースを構築します

私は10年以上、コース作成ソフトを開発してきました。その前は研修設計者としてコースを作っていたため、このカテゴリーの宣伝文句は眉に唾をつけて読んでしまいます。どのツールも数週間の作業が午後だけで終わると謳い、速度という点ではたいてい約束を果たします。ただ、速度はかなり前から注目すべき論点ではなくなりました。

変わったのは、AIがアウトラインだけでなくコース全体を書くようになった点です。Courseboxだけでも、過去1年間に56,125人がAIコース生成を開始し、32,315件の完成したコースが生まれました。指示文を書けば、ツールが章、クイズ、動画まで組み立てます。つまり問うべきは、AIがあるかどうかではなく、返ってくる成果物の質です。

そこで、この10製品は機能の数ではなく出力品質で評価しました。AIが出すのは、そのまま研修で使えるコースか、それとも一から書き直す土台にすぎないのか。見る点は、弊社のユーザーから最も多く寄せられる要望である、エディタの操作性、使えるAI動画と音声、資料からコースへの忠実な変換に置きました。勝敗はそこで決まるからです。

リストに入る前にお伝えしておくと、Courseboxは私の製品です。ほかのツールと同じ基準で評価し、紹介の項目で制約を明記し、私の立場は末尾に詳しくまとめました。

56,125
人が過去12か月にCourseboxでAIコース生成を開始し、そのうち32,315件が完成したコースになりました。これが今の「AIコース作成」の姿です。指示文を入れれば、組み上がったコースが出てきます
Source: Courseboxの社内プロダクト分析(PostHog)、2026年7月までの12か月間

評価の方法

機能チェックリストではなく、購入後に毎日使う場面で何が問われるかを基準にしました。一部は、弊社のユーザーから特に多い質問も参考にしています。

  • 出力品質が最優先。AIが、受講者にそのまま見せられるコースを書くのか、それとも一から作り直すことになる汎用的なアウトラインにとどまるのか。ほかの項目はすべてこれより後です。
  • エディタと書式の操作性。ユーザーから最も多く相談されるのは、出力の整え方です。フォントの変更、画像の移動、セクションの組み替えなどがそれにあたります。生成は速くてもレイアウトが固定されるツールでは、節約した時間を修正で取り戻されてしまいます。
  • AI動画と音声。メディア生成とナレーションは、よく使われ、よく質問される機能です。深さ、対応言語、月ごとの上限はツールによって大きく違うため、契約前に確認する価値があります。
  • 資料からコースへの変換精度。PDF、スライド、Wordファイルをコースにする使い方が、実際には最も多くなっています。画像、構成、埋め込み動画がきれいに引き継がれるかどうかは、ツール間ではっきり差が出る点の1つです。
  • 費用と「無料」の中身。表示価格には、取引手数料、AI生成の上限、ホワイトラベルの提供条件が含まれません。また「無料」も、ずっと使える本物のプランから7日間のトライアルまでさまざまです。価格は、実際に契約することになるプランで確認しました。

テストの方法

同じコース(短いビジネススキルのコース)を、各ツールでテキストの指示文とアップロードしたPDFの両方から生成し、受講者の目線で出力を読みました。無料プランやトライアルがあるツールではそれを使い、価格と無料枠の上限はすべて、直近1週間以内にベンダー自身のページで確認しています。AIがアウトラインで止まった箇所、実際の内容を書いた箇所、修正に最も手間がかかった箇所も記録しました。

10製品を一覧で比較

ツール向いている用途AIの出力無料枠注意点
Coursebox指示文や資料から完成したコースを作成コース全体、クイズ、AI動画ずっと無料(3コース)編集するまで汎用的な文章。クイズは基本的
iSpring Cloud AI企業LMS向けのSCORM/xAPIコーススライド/Webコース全体とナレーショントライアルのみ(14日間)WindowsとPowerPoint専用。AIは上位プラン
LearnWorldsブランド化したアカデミーの構築と販売コースと評価(アシスタント型)トライアルのみ(30日間)自動保存なし。Starterは申込1件につき$5
Mindsmithガイド付きAIレッスンとSCORM出力インタラクティブなレッスン全体とナレーション1回限りの無料クレジット(バッジ付き)ファイル取り込み不可。作成者ごとの課金
Synthesiaコース内のAIプレゼンター動画AIアバター動画(コース全体は不可)無料(月約10分)クレジットは繰り越し不可。SCORMはCreator以上
Mini Course Generator短いインタラクティブコースのホスティングミニコース全体とクイズトライアルのみ(14日間)SCORMなし。受講者数・クレジットの上限あり
Thinkific自社サイトでの構築と販売アウトラインのみ(レッスンは自分で執筆)トライアルのみ(30日間)SCORMとAIメディアなし。AIはアウトライン専用
Teachableコース販売とAIによるレッスン下書きレッスンとクイズの下書き(段階ごと)トライアルのみ(7日間)Starterは販売手数料7.5%。手作業での組み立て
Kajabiコースを含むコンテンツビジネス全体トピックごとにレッスンを下書きトライアルのみ(30日間)SCORMなし。月額$179から。エントリープランにAIなし
Heights Platformクリエイター向けのコースとコミュニティの拠点アウトライン/枠組みのみ(中身は自分で執筆)トライアルのみ(30日間)クイズとSCORMなし。エントリープランは1コース
2026年のAIコース作成ツール10選を一目で比較できるインフォグラフィック

料金と無料枠は、直近1週間以内に各ベンダー自身のページで確認した内容です。購入前に改めてご確認ください。

note:表示価格に含まれないもの

月額料金が、実際の費用になることはほとんどありません。ここで紹介するどのツールでも(弊社のツールも含め)確認したいのは4点です。販売時の取引手数料(売上の一部を取るコース販売プラットフォームがあります)、AI生成の上限(年間のコース数、ページ数、動画の分数)、安価なプランでの商品数や受講者・連絡先の上限、そしてホワイトラベルや独自ドメインが最上位プランに限られていないかどうかです。見出しのプランではなく、実際に契約することになるプランで計算してください。

AIコース作成ツール10選

1. Coursebox

Courseboxのホームページ

Courseboxは私の製品で、プロンプト、ドキュメント、URL、動画のいずれからでもコース全体を生成します。構成されたレッスンと文章、自動作成のクイズ、AIアバター動画と画像まで揃い、ドラッグ&ドロップのビルダーで編集でき、販売もできるホワイトラベルのプラットフォームでホスティングされます。ほかの環境で使う場合は、SCORMとLTIで出力できます。ずっと使える本物の無料プラン(3コース、受講者数無制限)があり、有料プランは月額約$25からです。

私の製品なので、正直に限界も書きます。AIの原案は出発点であり、読まずにそのまま公開できるものではありません。説明が冗長になりがちで、文体を整えるまでは汎用的に読めます。デザインとブランディングの自由度はプレミアムなアカデミー型より控えめで、自動作成のクイズ機能も基本的なものです。弊社の製品だという点は割り引いて読んでください。それでも、ほかのツールにはあまりない強みは、1回の操作で全工程を終えられることです。指示文か資料を入れれば、ホスティング済みで販売できるコースが出てきます。

試した感想:スライド資料を入れると、数分でレッスン、クイズ、ナレーション付き動画の下書きを備えた複数モジュールのコースができ、その後は一から作るのではなく編集に時間を使えました。修正は想定どおりのもので、自動生成された文章を自分らしい文体に引き締めることと、クイズの設問を数問書き直すことでした。弊社の製品ですので、この感想はそのつもりでお読みください。

評価:資料や指示文から、編集と販売ができるホスティング済みのコースを仕上げたい場合の選択肢で、始めるための本物の無料プランもあります。プレミアムなアカデミー型に比べるとデザインの仕上げは控えめで、AIの文章には編集が必要です。

2. iSpring Cloud AI

iSpring Cloud AIのホームページ

iSpring Cloud AIは、最終的に企業LMSへSCORMとして納める必要があるコースに向いています。iSpring Suite AIは、指示文またはアップロードしたPDF、Word、PowerPointファイルから、各スライドの内容を決めて見出しと本文を書き、ナレーションとビジュアルを加えてスライド型コースを下書きします。iSpring Cloud AIは、スクロール型のWebコースで同じことを行います。本当の強みは出力形式で、SCORM 1.2と2004、xAPI、動画に対応し、70以上の言語に対応するAI翻訳も備えます。

知っておきたい点が2つあります。AIによるコース生成は通常のiSpring Suite(年$970)には含まれず、iSpring Suite AI(年$1,290)またはiSpring Cloud AI(年$720)が必要です。基本プランではなくAIプランの価格で考えてください。また、デスクトップの作成ツールはWindowsとPowerPoint専用で、Macを使うチームには現実的な制約です。14日間のトライアルはありますが、無料プランはありません。研修がLMS中心の場合、出力形式の充実度は他に並ぶものが少ないでしょう。

試した感想:PDFを指定すると、スライド型のコースが作られ、各スライドの見出しと本文の下書きまで書かれたため、白紙のスライドから始める段階を省けました。気になったのは環境面です。作成ツールはWindowsとPowerPointを前提としており、Macでは使えるのがクラウド版だけで、生成機能を使うためにはAIプランを購入する必要もありました。

評価:既存のLMSへ、クリーンなSCORMまたはxAPIでコースを出力する必要がある場合に最も有力で、その上に実用的なAI下書きが付きます。デスクトップ版での作成はWindowsとPowerPointに縛られ、AI機能は高価格のプランにあります。

3. LearnWorlds

LearnWorldsのホームページ

LearnWorldsは、AIが全体に組み込まれた、完成度の高いコース販売型のアカデミーです。プロンプトや、アップロードしたノートと資料から、コース、アウトライン、評価、ページを生成でき、取り込んだコンテンツをクイズや試験に変換することもできます。見栄えのよさと販売を重視して作られており、インタラクティブ動画、ブランド化したスクール、決済処理もお任せできます。

ここでのAIは、ワンクリックでコース全体を作るボタンではなく、多くの機能にまたがるアシスタントとして位置づけられています。純粋な生成ツールよりも、プロンプトで組み立てる作業が増えます。注意点は2つあります。ビルダーに自動保存がなく、編集中にタブを閉じると作業内容を失うことがあり、これは最近よく聞かれる不満です。また、エントリーのStarterプラン(年払いで月額$24)では、有料の申込1件につき$5の手数料がかかり、上位プランでは不要になります。30日間のトライアルはありますが、無料プランはありません。

試した感想:既存の資料から生成すると、すでに販売できそうな見た目のスクールの中に、構成されたレッスンと評価ができました。この完成度の高さが、LearnWorldsを選ぶ理由です。自動保存については一度痛い目に遭って学びました。また、大量に販売するなら、エントリープランの申込ごとの手数料に注意が必要です。

評価:ブランド化された本格的なアカデミーを構築して販売し、その途中でAIも使いたい場合に有力です。コースを生成して別の環境で提供できれば十分な場合、使わない販売機能の分まで払うことになります。

4. Mindsmith

Mindsmithのホームページ

Mindsmithは、プロンプトまたはアップロードした資料から、文章、AI画像、音声読み上げによるナレーションを備えたインタラクティブなレッスン全体を作成します。1回の出力がブラックボックスで返ってくるのではなく、設計者が各段階でAIを導く方式です。チームにとっての強みは出力で、無料プランを含むすべてのプランでSCORMに対応し、編集後に更新される動的パッケージも使えます。

制約は2つあります。資料からの生成はできますが、既存のPowerPoint、PDF、Wordファイルを編集可能なレッスンとして取り込むことはできないため、変換して残すのではなく、一から作る方式です。また、出力には引き続き手直しが必要です。料金は作成者ごとで、無料プランは実質1回限りのトライアル(450クレジット、公開物にMindsmithのバッジが付く)、Professionalは作成者1人あたり月額$39です。コース販売機能は内蔵されていません。

試した感想:各段階でAIに修正を促しながら進めるステップ式の生成は、1回のプロンプトで済ませるツールより出力を細かく制御できました。無料プランでもSCORMに対応しているため、アップグレードせずにテスト用コースをLMSへ読み込めました。ただ、手元のスライド資料を編集可能なレッスンとして取り込むことはできず、プロンプトから作り直しました。

評価:大きなプラットフォームなしで、ガイド付きの生成とSCORM出力がほしい場合に向く、すっきりしたAIネイティブ型の選択肢です。既存ファイルを変換したい場合や、コースを直接販売したい場合には向きません。

5. Synthesia

Synthesiaのホームページ

Synthesiaはコース作成ツールではありません。この点ははっきりさせておく価値があります。台本やプロンプトからAIアバター動画を生成し、240以上のアバターと、160以上の言語の音声を備えています。インタラクティブなクイズ、ロールプレイ練習、SCORM出力といったコース関連の機能も加わりましたが、文章によるレッスンモジュールはありません。コースを作るツールではなく、コースに組み込む動画を作るツール、と考えてください。

動画づくりに限れば、このリストで最も優れており、コースを生成しないのに掲載している理由もそこにあります。注意点は課金の仕組みです。クレジットは共有のプールで繰り越しができず、プランごとに年間の動画時間に上限があり、SCORM出力はCreator以上のプランに限られます。無料プラン(月に約10分の動画)と、月額$29からの有料Starterがあります。

試した感想:コース内に置く、話者が画面に映る解説動画では、ほかのツールは遠く及びませんでした。アバターと音声は、そのまま公開できるほど自然でした。一方でクレジットの上限に当たりました。分数が繰り越されないため、たくさん使った月は足りなくなり、SCORMを出力するにはCreatorプランが必要でした。

評価:コースに組み込むAIプレゼンター動画に向いており、コース自体の作成には向きません。繰り越せないクレジットと、動画時間の上限に注意してください。

6. Mini Course Generator

Mini Course Generatorのホームページ

Mini Course Generatorは、説明文またはPDFから、短くインタラクティブなコースを完成させます。複数ページのレッスン、AI生成のクイズ、画像、インタラクティブブロックを備え、ランディングページと独自ドメインでホスティングされ、販売したり、リード獲得のために閲覧を制限したりもできます。長大な複数モジュールのプログラムではなく、共有しやすいミニコース向けです。

規模と仕組みについて、事前に押さえておきたい点があります。対象は短いコースで、長期にわたるカリキュラムには向きません。SCORM出力がないため企業のLMSに引き渡すことはできず、単独のホスティング環境として使います。無料の選択肢は14日間のトライアルでずっと無料のプランではなく、その後はPlusが月額約$39(1,000 AIクレジットと、受講者数は年500人まで)です。販売時は、ご自身の決済ゲートウェイの手数料以外の手数料はかかりません。

試した感想:短い指示文から、数分でインタラクティブで埋め込み可能なミニコースができ、特にインタラクティブブロックが優れていて、平面的なPDFよりずっと良い出来でした。限界が見えたのは規模を広げたいときで、受講者数の上限とSCORM出力がないことから、これだけで完結するツールであり、LMSにつなぎ込んで使うものではないと感じました。

評価:自分でホスティングして販売する、短くインタラクティブで共有しやすいコースに向いています。カリキュラム全体や、SCORMをLMSに渡す用途には向きません。

7. Thinkific

Thinkificのホームページ

Thinkificは、自社のブランドサイトでコースを構築・販売するための、人気のある完成度の高いプラットフォームです。AIは対応範囲について正直で、AIコースアウトラインジェネレーターは、プロンプトや既存の文書から、タイトル付きの章とレッスンの構成を作り、中身はビルダー側で書く流れになります。コースを書くツールではなく、アウトラインを作るツールです。

つまりAIは、白紙の状態を素早く抜け出すための手段であり、執筆を省く手段ではありません。あるレビュアーも、質の高い内容を得るにはAIにかなりの手助けが必要だと率直に述べています。プラットフォームとしては優秀で、ホスティングがきれいに整い、販売機能が内蔵され、決済手数料は2.9%です。知っておきたい点は2つあり、無料プランを廃止して30日間のトライアルに変わったこと、そしてSCORM出力とAIメディア生成がないことです。

試した感想:AIにコースを依頼すると、数秒で整ったモジュールとレッスンのアウトラインが返ってきましたが、AIの貢献はそこまでで、各レッスンは自分で書くことになると気づきました。周辺のプラットフォームは構築も販売も快適で、ここを選ぶ理由はAIではなくそちらです。

評価:構築と販売の土台として優れたコースプラットフォームですが、AIはアウトラインまでです。選ぶ理由は、コースを書いてくれるAIではなくプラットフォームにあります。

8. Teachable

Teachableのホームページ

Teachableは、コース販売向けの成熟したプラットフォームで、AIは1つの生成ツールではなく複数のツールに分かれています。アウトラインを作るAIカリキュラムジェネレーター、エディタ内でレッスン本文を書く別のAIアシスタント、レッスン内容から設問を作るAIクイズジェネレーターです。実際の内容は下書きしてくれますが、コース作成ボタン1つではなく、別々のステップを踏みます。

同社が認めている弱点は、AIがコンテンツをアップロードしたり配置したりできないことで、コースへの入力は手作業のままで繰り返しが多くなります。販売者向けの機能は充実していますが、手数料には注意が必要です。エントリーのStarterプランは売上の7.5%(上位プランでは0%)に加え、カード決済手数料がかかります。7日間のトライアルがあり、無料プランはありません。有料プランは年払いで月額約$29からです。

試した感想:レッスン作成アシスタントは想像以上に働き、短い指示文から使える本文を下書きし、クイズジェネレーターはその本文から直接設問を作りました。ただし1つの流れではなく、ツールの集まりです。すべての組み立てと配置は手作業のままで、Starterプランでは売上の7.5%という手数料を、契約前に試算しておくべきです。

評価:AIがコース全体ではなく、レッスンとクイズを部分ごとに下書きする、有能なコース販売プラットフォームです。ある程度の販売量があるなら、エントリープランの販売手数料に注意してください。

9. Kajabi

Kajabiのホームページ

Kajabiは実のところ、ウェブサイト、ファネル、メール、決済まで含めたコンテンツビジネス全体を運営するためのプレミアムなプラットフォームで、コースはその一部です。AIは下書きができ、アウトラインジェネレーターがモジュールとレッスンのタイトルを提案し、レッスンコンテンツジェネレーターが本文を1トピックずつ書きます。実際の文章は書きますが、1回のプロンプトでクイズ付きの完成したコースができるわけではなく、レッスンごとに進めることになります。

同社自身のガイダンスが示す注意点はこうです。AIは事実を誤ることがあるため、生成された内容の正確性を確認してください。検討すべき点は2つあります。SCORM出力がないことと、ここで比べるなかで断然高額な、月額$179からという入口の価格です(最も安いプランにはAIクレジットが含まれません)。コースそのものと同じくらい、コースの周りのマーケティングの仕組みもほしい人に向いています。

試した感想:レッスンコンテンツジェネレーターは、1トピックずつ妥当な本文を書いてくれました。プラットフォーム全体も、コースを提供するだけでなく販売するために作られているのが明らかです。ただ、純粋なコース生成という点では、少しずつ作る形になり、月額$179という入口価格は、マーケティング機能一式もほしい場合にしか見合いません。

評価:コースの周りにサイト、ファネル、メールといった事業全体がほしく、AIで文章の下書きもしたい場合に価値があります。生成したコースだけが目的なら、過剰で割高です。

10. Heights Platform

Heights Platformのホームページ

Heights Platformは、クリエイター向けのコースとコミュニティのプラットフォームで、AIによる生成は、ここで紹介するなかで最も控えめです。コースのタイトル、モジュールとレッスンのタイトル、説明文、カバー画像を作り、あとは同社の言葉を借りれば、コンテンツを作るだけ、という状態にします。枠組みは用意されますが、すべてのレッスンは自分で書きます。AIコーチはビジネスのアドバイス用チャットボットで、コンテンツの執筆ツールではありません。

強みはAIの外にあります。どのプランでもプラットフォームの取引手数料がゼロで、クリエイターとコミュニティ向けの体験が整っています。体系的な研修には、内蔵クイズがない、SCORMもxAPIもない、モバイルアプリがないという欠点が実際に響きます。30日間のトライアルはありますが無料プランはなく、有料プランは月額$29から(エントリープランは1コースまで)です。

試した感想:AIは、タイトル、説明文、カバーといった整ったコースの枠組みを1ステップで用意してくれて、出だしとしては悪くありませんが、そこから先の執筆はすべて自分です。取引手数料がゼロなのは気に入りました。誰かを評価したい、あるいはLMSに引き渡したいと思った時点で、クイズとSCORMがないことにすぐ気づきました。

評価:販売手数料のないコースとコミュニティの拠点がほしく、コンテンツをすべて自分で書くことを厭わないクリエイターには妥当な選択肢です。体系的な研修やコンプライアンス研修には力不足で、クイズもSCORMもありません。

どれを選ぶか

答えを1つに絞るなら、手元の資料から研修で使えるコースを素早く仕上げたい場合は、アウトラインだけでなく全体を生成してくれるAIネイティブ型のツールから始めてください。例外は2つです。PowerPointで作成し、既存のLMSにSCORMで出力するなら、iSpringのようなオーサリング重視のツールのほうが、その環境に合います。また、コースが実質的に個人向けに販売する商品であれば、LearnWorldsやThinkificのような販売プラットフォームがストアフロント向けに作られており、AIはあくまでおまけです。

社員向けの研修で、一般の受講者向けではない場合は、職場向けの選択肢をより詳しく比較した社員研修向けAIツールの記事もご覧ください。

よくある質問

作るものによって変わります。プロンプトや資料から、研修で使えるコース全体を生成するなら、AIネイティブ型のツール(Coursebox、Mindsmith、Synthesia)が最も多くの作業を引き受けます。ブランド化したコースを構築して販売するなら、LearnWorldsかThinkificです。PowerPointベースでSCORMを作成するなら、iSpringです。最適な選択は、AIにコースを書かせたいのか、プラットフォームにホスティングと販売を任せたいのかで決まります。

構築して公開まで行える本物の無料プランを備えたツールもありますが、ほとんどは、ずっと無料のプランではなく、無料トライアルか機能が限られたスターター版です。契約前に、無料枠で実際に公開できるのか、AI生成の上限や透かしがないかを確認してください。

最初の原案は速く出ますが、完成品ではありません。AIは一般的で資料が豊富なテーマには信頼できる一方、ニッチなテーマや変化の速いテーマでは不安が残ります。公開前に、事実と数値、クイズの正解、例が受講者に合っているか、順序が論理的に積み上がっているかを確認してください。AIが出すのは原案で、正確性の最終確認はご自身の責任です。

最初の原案は数分でできますが、仕上げには本当に時間がかかります。節約の規模を知る目安として、よく引用されるChapman Allianceのベンチマークでは、従来のeラーニングは、完成した教材1時間あたり約79時間の制作時間を要するとされていました。AIは原案づくりの段階を大幅に短縮しますが、設計、編集、事実確認は引き続きご自身の仕事です。

AIコース作成ツールは、プロンプトや資料からコースの内容そのものを生成します。オーサリングツール(iSpringやArticulateなど)は、多くの場合スライドをもとにSCORMパッケージを手作業で作り、別の環境で提供するためのものです。LMSは、受講者が受けるコースを配信し、進捗を追跡します。境界があいまいなツールもあり、Courseboxはコースの生成とホスティングの両方を行いますが、どの役割が必要かを把握しておけば、カテゴリーの選び間違いを避けられます。

トラヴィス・クラップ

Travis Clapp

CEO兼創業者

Travis ClappはCourseboxのオリジナルの創業者でありCEOです。経験豊富なインストラクショナルデザイナーとして、彼自身が高品質なコースを作り上げるプロセスを経験してきました。それらの経験から、ドキュメントやアイデアをすべて仮想のボックスにアップロードすると、それが魔法のようにコースへと変換される、というアイデアが生まれました。Coursebox以前には、ソーシャル型のLMSを成功裏に創業・構築しました。Travisは、大学のMOOCからエンタープライズLMSに至るまで、コースとEdTechプラットフォームのデザインに15年以上の経験を持ちます。Johnson & Johnson、Electrolux、Michael Hill、SA Healthといった著名な企業向けにトレーニングを構築してきました。彼のあるコースは、edXのフラッグシップとして20,000人以上の学習者にリーチしました。南オーストラリア州アデレードのオフィスを拠点に、カスタマーサポート、セールス、そして毎日オリジナルのプロダクトビジョンを実現することに情熱を注いでいます。